MARSTONレーベル(アメリカ)

19世紀のイタリアの偉大なテノール達!
53018-2(3CD)
「19世紀イタリアのテノール」
ロッシーニ、ベッリーニ、マイヤベーア、ヴェルディ、ワーグナー、プッチーニ、レオンカヴァッロ、マスカーニ、ジョルダーノのアリア集
様々な愛すべき歌曲、トスティの歌曲

レオポルド・シニョレッティ(テノール、1840-1915)
ジョヴァンニ・バッティスタ・デ・ネグリ(テノール、1851-1924)
アルフォンソ・ガルッリ(テノール、1866-1915)
フランチェスコ・シニョリーニ(テノール、1860-1927)
エドアルド・ガルビン(テノール、1865-1943)
フィオレッロ・ジラウド(テノール、1870-1920)
フェルナンド・ヴァレーロ(テノール、1856-1914)
共演者多数、録音:1902~1917年、ADD、231m

ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」―庶民の漁師の息子に、「ファヴォリータ」―天使のような乙女
ヴェルディ:「ルイーザ・ミラー」―穏やかな晩に(2種)、「エルナーニ」―孤独に、さ迷い、哀れに、「運命の力」―ああ、天使の胸に抱かれたあなたよ
 レオポルド・シニョレッティ(テノール) ピアノ伴奏 1902年 ミラノ
ベッリーニ:「ノルマ」-ああ!遅すぎた(2種)
ヴェルディ:「オテッロ」―今そして永遠にさらばだ、聖なる思い出よ!,誰も私を恐れるでない(2種)
ルビンシテイン:アスラ(イタリア語)
 ジョヴァンニ・バッティスタ・デ・ネグリ(テノール) ピアノ伴奏 1903年 ミラノ
ワーグナー:「ローエングリン」―私の愛する白鳥よ(イタリア語)/
レオンカヴァッロ:「道化師」―衣装を着けろ/グノー:「ミレイユ」―ああ、マガリ/
ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」―冬の静かな炉ばたで(イタリア語)
ヴェルディ:「アイーダ」―死をもたらす石が/トスティ:四月,理想の人
作者不詳:セレナータ/ヴァン・ヴェステルト:君がどこにいても
 アルフォンソ・ガルッリ(テノール)
 エルネスティーナ・ベンダッツィ=ガルッリ(ソプラノ ミレイユ,セレナータ)
 ピアノ伴奏 1903年 ミラノ
ロッシーニ:「ウィリアム・テル」―先祖代々の棲家よ(イタリア語)
マイヤベーア:「預言者」―愛するベルトに
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」―ああ、いとしい人よ(2種)、「アイーダ」―清きアイーダ,居心地の悪い猛暑を逃れましょう
 フランチェスコ・シニョリーニ(テノール) イネス・デ・フラーテ(ソプラノ アイーダ)
 カルロ・サバイーノ(指揮)管弦楽団 1908年 ミラノ
レオンカヴァッロ:「カッテルトン」―疲れ、弱り、悲しい放浪者は歩みを止める,お前だけが私のもとに留まっている、おお詩情よ!
 フランチェスコ・シニョリーニ(テノール) ルッジェーロ・レオンカヴァッロ(指揮)管弦楽団 1908年 ミラノ
ドニゼッティ:「ファヴォリータ」―天使のような乙女
ヴェルディ:「トラヴィアータ」―ある日、幸せにも
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」―泡立つワイン万歳(乾杯の歌)
プッチーニ:「マノン・レスコー」―今まで見たことのない女,見てください、私は強靭ではありません
プッチーニ:「ボエーム」―待っておくれ、お嬢さん(「冷たい手」の途中から),ミミは浮気女だ
 エドアルド・ガルビン(テノール) サルヴァトーレ・コットーネ(ピアノ) 1902年11月 ミラノ
プッチーニ:「マノン・レスコー」―今まで見たことのない女
 エドアルド・ガルビン(テノール) サルヴァトーレ・コットーネ(ピアノ) 1903年 ミラノ
チレーア:「アドリアーナ・ルクヴルール」―いいえ、あなたは女王たちより高貴です
 エドアルド・ガルビン(テノール) ピアノ伴奏 1904年10月 ミラノ
ドニゼッティ:「ファヴォリータ」―天使のような乙女
マスネ:「マノン」―目を閉じて(イタリア語)
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」―おおローラよ(シチリアーナ)
プッチーニ:「マノン・レスコー」―今まで見たことのない女
レオンカヴァッロ「ザザ」―優しい微笑み
プッチーニ:「トスカ」―星は光りぬ
チレーア:「アドリアーナ・ルクヴルール」―けれど、それで、本当なのですか?
ファトゥオ:あなたを愛していると感じている
 エドアルド・ガルビン(テノール) アデリーナ・シュテーレ(ソプラノ アドリアーナ・ルクヴルール)
 ピアノ伴奏 1904年11月 ミラノ
ヴェルディ:「運命の力」―今この厳かな時に
ヴェルディ;「アイーダ」―守護と復讐の神よ
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」―泡立つワイン万歳(乾杯の歌)
プッチーニ:「ボエーム」―さようなら、甘い目覚めよ,おおミミよ、君はもう戻ってこない
 エドアルド・ガルビン(テノール) アデリーナ・シュテーレ(ソプラノ ボエーム) 
 ジーナ・カンポレッリ(メッゾソプラノ ボエーム) マリオ・サンマルコ(バリトン 運命の力,ボエーム)
 オレステ・ルッピ(バス アイーダ) ピアノ伴奏、合唱団(アイーダ,カヴァレリア・ルスティカーナ)
 1905年5月もしくは6月 ミラノ
ワーグナー:「タンホイザー」―あなたへと賛美が響くように!(イタリア語)
ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」―冬の時、静かな炉辺で(イタリア語)
ビゼー:「カルメン」―お前が俺に投げつけた花(イタリア語)
ヴェルディ:「ルイーザ・ミラー」―穏やかな晩に ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」―五月の美しい日のように
トスティ:忘却!,もう一度!
 フィオレッロ・ジラウド(テノール) サルヴァトーレ・コットーネ(ピアノ) 1904年4月 ミラノ
トスティ:薔薇,夢,私は覚えています,虚しく!,セレナータ,遥かに,春,忘却!,アヴェ・マリア,もう私を愛してはいない
 フィオレッロ・ジラウド(テノール) 管弦楽団 1916年3、4月 ミラノ
ゴダール:「ジョスラン」―子守歌
シルヴェストリ:古風なセレナード
 フィオレッロ・ジラウド(テノール) 管弦楽団 1917年7月 ミラノ
レオンカヴァッロ:朝の歌
ヴェルディ:「リゴレット」―女は浮気性(浮気心の歌)
 フェルナンド・ヴァレーロ(テノール) サルヴァトーレ・コットーネ(ピアノ) 1903年 ミラノ
スクデーリ:さあお眠りなさい
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」―おおローラよ(シチリアーナ),泡立つワイン万歳(乾杯の歌)
デ・ロス・モテロス:愛と人生
 フェルナンド・ヴァレーロ(テノール) ピアノ伴奏 1903年6月 ロンドン
※Marstonならではの往年のテノールの貴重な録音集。1840年、つまり19世紀前半生まれのレオポルド・シニョレッティから30歳下のフィオレッロ・ジラウドまで、概ね19世紀末から20世紀初頭にイタリアを中心に活躍した7人のテノールはたちの録音で、その多くが1910年より前の収録。この中ではエドアルド・ガルビンがヴェルディ「ファルスタッフ」初演でフェントンを歌ったことで有名で、録音も多い。他の6人も皆当時の大スター歌手ばかりで、いくらか時代がかってはいるものの素晴らしい歌唱芸術を楽しめる。
※ブックレットではCD1 トラック13の曲名が、ワーグナー「ローエングリン」第1幕の登場場面「ありがとう、私の愛する白鳥」と記載されていますが、実際には第3幕で白鳥が迎えに来る場面が収録されています。ご了承ください。