①ヴァイオリニストで作曲家であったバリソンの小品集!②モンテヴェルディ:「アリアンナの嘆き」と他の声楽作品集Vol.1

AULICUSレーベル(イタリア)

ヴァイオリニストで作曲家であったバリソンの小品集!
ALC 0116
「チェーザレ・バリソン(1885-1974):ヴァイオリンとピアノのための作品集」
Op.2(夢/愛の歌/春に/マズルカ/伝説)
Op.7(マズルカ カプリース)
Op.8(ハンガリー風の即興曲)
Op.9(ロシアの歌/スペインの踊り/小さな物語
Op.10(夕べの鐘/シルフの踊り/幻影)
Op.11(予言者の踊り/うぐいすの歌)
Op.12(かわいい子守唄/ロマンティックなワルツ/お祝いの行進)
Op.14(遥かな歌/田舎の踊り)
Op.15(祈り/カンツォネッタ/夜想曲)
タルティーニ(バリソン編曲):アダージョ・カンタービレ/フーガト長調

ファブリツィオ・ファラスカ(ヴァイオリン)
ロレンツォ・コッシ(ピアノ)
録音:2023年12月アビー・ロッキスタジオ ローマ、2024年2月ブルームスタジオ グイードニア・モンテチェーリオ [76:21]
※バリソンは1885年ヴェネツィアに生まれる。父は画家のジュゼッペ・バリソン。20世紀前半にヴァイオリニストとしてヨーロッパ各地で活躍する。反ファシズムであった為に第2時大戦中は活動が阻害される。戦後は、トリエステ・ヴェルディ劇場の総監督に就任した。作品は、ヴィルトゥオーゾとしてヴァイオリン奏法の高みを見せながら、ハンガリー風の雰囲気やマズルカのリズムが優雅で精巧に取り入れられている。このアルバムで聴かれる作品は、時に瞑想的、時にやわらかな歌が流れてくる。心が落ち着く好企画盤である。
ファラスカはイタリアで学び、奨学金を得てロンドン・ロイヤル・アカデミーへ留学する。同世代の中でイタリアを代表するヴァイオリニストと目されている。2016年にチロル交響楽団(インスブルック)のコンサートマスターに就任など、オーケストラや室内楽の分野でも活躍している。

ロベルト・ジーニのモンテヴェルティ第1集
ALC 0108
モンテヴェルディ:「アリアンナの嘆き」と他の声楽作品集Vol.1
モンテヴェルディ:
 アリアンナの嘆き/
 竪琴の調子を合わせて/
 恋文/愛の別れ/緑の森の踊り
 ああ私は倒れる/私のトルコ女/
 苦しみがそれほどに甘美なので/
 ああ! 私は死にそうだ/
 愛しなさいニンファ

アントネラ・ジャネーゼ(ソプラノ)
ヴィンチェンツォ・ディ・ドナート(テノール)
ヴァレンティーナ・コルテーゼ(歌)
ロベルト・ジーニ(指揮)
アンサンブル・コンチェルト
録音:
2023年4月6,7,8日 イタリア ロンバルディア州 イタリア コルシコ、
2007年7月 イタリア ロンバルディア州 ミラノ
66’33
※ロベルト・ジーニ率いるアンサンブル・コンチェルトによるモンテヴェルディの「アリアンナの嘆き」と他の声楽作品集。
数曲歌っているヴァレンティーナ・コルテーゼ(1923-2019)はイタリアの名女優。2007年録音だと84歳の時の歌声ということになる。

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