ヴァカンス・ミュジカル(日本)※新規取り扱いレーベル ①バッハ&ヴァイス:リュート作品の鍵盤用トランスクリプション集 杉浦菜々子(ピアノ)②3つの撥弦楽器で奏でるクラシック音楽の精髄!「リュート、19世紀ギター、ギター」 高久敏春

ヴァカンス・ミュジカル(日本)※新規取り扱いレーベル

ヴァカンス・ミュジカルは2021年10月にピアニスト杉浦菜々子と音楽プロデューサー山中哲人、エンジニア前田巳代三が設立したクラシック専門の音楽レーベルです。
「こんなアルバムがあったらよかった!」という「あるようでない」を実現します。
「アーティストと共に一切のしがらみなく、楽しみながら理想を追求する」それが私たちのポリシーです。
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ピアノで奏でるリュート音楽の調べ!
バッハ&ヴァイス:リュート作品の鍵盤用トランスクリプション集
杉浦菜々子(ピアノ)
VM 0003 2,500円(2,273+税)
「J.S.バッハ&S.L.ヴァイス:
リュート作品の鍵盤用トランスクリプション集」
①-③J.S.バッハ:プレリュード、フーガとアレグロ 変ホ長調BWV998
④J.S.バッハ(山中哲人編):とくと見つめよ、わが魂よ~《ヨハネ受難曲》よりBWV245
⑤J.S.バッハ(Jacques Erdos編):ソナティナ~カンタータ《神の時こそいと良き時》よりBWV106
⑥-⑪J.S.バッハ:組曲イ短調(原調ホ短調)BWV996
⑫S.L.ヴァイス(山中哲人編):ファンタジーハ短調
⑬J.S.バッハ:プレリュードハ短調 BWV999 
⑭-⑱J.S.バッハ:パルティータハ短調BWV997
⑲S.L.ヴァイス(山中哲人編):ロジー伯爵のトンボー(墓)
⑳S.L.ヴァイス(山中哲人編):カプリッチョイ長調(原調ニ長調)
㉑S.L.ヴァイス(山中哲人編)パッサカリアニ長調

杉浦菜々子(ピアノ)
録音:2021年12月26日、27日 静岡バッハハウス(ピアノ/ベーゼンドルファー)
プロデュース・ディレクション・トランスクリプション:山中哲人/
ピアノ調律:大場芳彦/エンジニア:前田巳代三
※ピアノで奏でるリュート音楽の調べ。音楽の父バッハとリュート音楽の大家ヴァイスの芸術的真価に新たな光を当てる画期的な一枚。
「バッハやヴァイスのリュート作品を鍵盤において表現することは、バッハがそうしたように鍵盤によって、リュートとリュート音楽を讃えることにほかならない。」(ライナーノーツより)

杉浦菜々子(ピアノ)
5歳からピアノを始める。共立女子大学文芸学部日本文学コース卒業。武蔵野音楽大学大学院博士前期過程修了。修了後、同大学にて伴奏研修員を務める。これまでに、山田彰一氏、崎川晶子氏、土屋美寧子氏、和波 孝禧氏らに師事。
ソロリサイタルの他、室内楽も多く演奏している。2018年5月、チェコフィルハーモニーゾリステン来日10周年コンサートに出演し、共演。
現在は、日本人作品への取り組みをライフワークにしており、日本人作曲家の作品の録音、新作初演、出版等に携わっている。
2016年よりピティナ公開録音コンサートで「日本人作品の夕べ」シリーズとし、数多くの音源のない作品を演奏、その音源がピティナピアノ曲事典に登録されている。
2018年11月にCD「山田耕筰ピアノ作品集」をリリース。「レコード芸術」誌にて【特選盤】に選出された。
日本クラシック音楽コンクール審査員、ピティナピアノステップアドヴァイザー、ピティナピアノコンペティション審査員。日仏現代音楽協会正会員。日本音楽表現学会会員。ピティナ正会員。

3つの撥弦楽器で奏でるクラシック音楽の精髄!
「リュート、19世紀ギター、ギター」 高久敏春
VM 1001~2(2CD) 2,500円(2,273+税)
「高久敏春 リュート、19世紀ギター,ギター」
Disc1)
●リュート(8コースルネッサンスリュート渡辺広孝2020年作)
①H.イザーク:インスブルックよさらば
②ジョスカン・デ・プレ:エル・グリロ
③ジョスカン・デ・プレ:オケゲム追悼の哀歌
④-⑨イタリアリュート曲より:6つの小品
(美しいブロンドの女/白い花/シチリアーナ/イタリアーナ/もしも私が/サルタレロ)
⑩J.ダウランド:涙のパヴァーヌ
⑪J.ダウランド:キャプテン・ハイパーのガリヤード
⑫J.S.バッハ:プレリュードハ短調BWV999
⑬J.S.バッハ:プレリュード、フーガ、アレグロ変ホ長調BWV998
Disc2)
●19世紀ギター(1830年頃作者不詳)
①F.ソル:アンダンテ・ラルゴOp.5-5
②-⑤石月一匡:ハイドンの様式によるソナタ・ニ長調
(Ⅰアレグロ モデラート/Ⅱメヌエット/Ⅲアダージョ/Ⅳプレスト)
●エルナンデス・イ・アグアド製ギター(1971)
⑥F.ターレガ:プレリュードNo.5
⑦F.ターレガ:アルハンブラ宮殿の想い出
⑧F.ショパン(ターレガ~高久編):マズルカニ短調
⑨A.タンスマン:スクリャービンの主題による変奏曲
⑩I.アルベニス:セビーリャ
⑪カタルーニャ民謡(渡辺香津美編):鳥の歌

高久敏春(ギター)
録音:2021年7月6-7日 鶴見区民文化センター 音楽ホール 40’19”/43’55”
※リュート、19世紀ギター、ギターの3つの撥弦楽器で問う「クラシック音楽の精髄」。イサークが長年勤めたインスブルックの宮廷を去るときに作曲したといわれるイサーク〈インスブルックよさらば〉、ルネッサンス音楽最大の大家の傑作・ジョスカン・デ・プレ〈オケゲム追悼の哀歌〉、バッハ〈プレリュード、フーガ、アレグロ変ホ長調〉、昭和のギター界の雄・石月一匡が1970年代初頭に作曲した貴重なギターのためのオリジナル作品〈ハイドンの様式によるソナタ・ニ長調〉など、名曲・秘曲揃いのアルバムです。3つの楽器の特性に合い、尚且つクラシック音楽として一級と言える作品を厳選し、その表現の可能性を開拓する高久敏春の卓抜した演奏をお楽しみください。

Vacances Musicales第1弾アルバム(CD-R)
フランスバロックからセヴラック·タイユフェールまで〜 杉浦菜々子(ピアノ)
VM 0001(CD-R)2,500円(2,273+税)
休暇の日々 ~フランスバロックからセヴラック·タイユフェールまで~
①L.クープラン:プレリュードハ長調
②F.クープラン:神秘のバリケード 
③セヴラック:ロマンティックなワルツ~《休暇の日々から》第1集より 第7曲
④J.S.バッハ:ガヴォット変ホ長調 BWV 815a~フランス組曲第4番異稿集より
⑤セヴラック:公園でのロンド ~《休暇の日々から》第1集より第5曲
⑥ラモー:ロンド形式のミュゼット
⑦ラモー:ファンファリネット
⑧F.クープラン:ねんね、あるいはゆりかごの愛し子
⑨バルバトル:ラ・マルシェルブ
⑩バルバトル:ラ・モリッソウ
⑪セヴラック:シューマンへの祈り~《休暇の日々から》第1集より
⑫セヴラック:お祖母様が撫でてくれる~《休暇の日々から》第1集より第1曲
⑬タイユフェール:アンプロンプチュ
⑭タイユフェール:ロマンス
⑮タイユフェール:あまり速くなく
⑯タイユフェール:ワルツ・レント
⑰セヴラック:小さなお隣さんたちが訪ねてくる ~《休暇の日々から》第1集より第2曲
⑱セヴラック:教会のスイス人に扮装したトト~《休暇の日々から》第1集より第3曲
⑲セヴラック:ミミは侯爵夫人の扮装をする~《休暇の日々から》第1集より第4曲
⑳セヴラック:古いオルゴールが聞こえるとき~《休暇の日々から》第1集より第5曲
㉑L.クープラン:ブロンクロシュ氏の墓(トンボー)

杉浦菜々子(ピアノ)
録音:2021年8月28-29日ピアノサロンムー(ピアノ:スタインベルクベルリン)
※「プロデューサー後記」より (山中哲人)
本アルバムは、鍵盤楽器のために作曲された2つの時代の「フランスもの」を纏めたものです。バロックとロマン派、それぞれの様式感、和声感は異なりますが、――あたかも同じ時代の音楽であるかのように、あるいは、いつの時代の音楽ともわからぬように、ピアノのために響かせること――がコンセプトです。クラヴサンのために書かれたフランスバロックの作品群を敢えてピアノで演奏し、それをドビュッシーやラヴェルといった王道レパートリーではなく、セヴラックやタイユフェールといった庶民的で味わい深い作品と組み合わせたことにも特別な意図があります。(中略)本アルバムのコンセプト、選曲、解釈はすべて杉浦菜々子との綿密な打ち合わせのもとに練り上げられていますが、音色の透明感、表現の優雅さ、時に激しく起伏する喜怒哀楽、といった彼女のピアノ演奏の魅力が詰まったアルバムに仕上がったと自負しています。本アルバムが、皆様の休暇のひとときの友となりますように。