BRINRINRIレーベル (日本)
還暦を迎えた山下和仁のアーカイブシリーズがスタート!
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原石〜伝説の誕生前夜、11歳から16歳までの秘蔵音源集
KYBR-2301 ¥2,700 + 税
原石 ~ 伝説の誕生前夜、11歳から16歳までの秘蔵音源集【山下和仁アーカイブ】
①プレリュードホ長調(ヴァイス = ポンセ) Prelude (Weiss = Ponce)
②2つのサラバンド(ラモー) Deux Sarabandes (Rameau)
③エチュード第63番(プジョール) Etude No.63 (Pujol)
④前奏曲(早川正昭) Prelude (Masaaki Hayakawa)
⑤セビリア(アルベニス) Sevilla (Albeniz)
⑥スケルツィーノ・メヒカーノ(ポンセ) Scherzino Mexicano (Ponce)
⑦-⑩ソナタ “ボッケリーニ讃” (カステルヌオーヴォ=テデスコ)Sonata “Omaggio a Boccherini” Op.77 (C-Tedesco)
第1楽章/第2楽章/第3楽章/第4楽章
⑪プレリュード、フーガ、アレグロ (バッハ)Prelude, Fugue and Allegro, BWV 998 (Bach)
⑫-⑭ギター協奏曲ニ長調(カステルヌオーヴォ=テデスコ) Concerto No.1 in D, Op.99 (C-Tedesco)
第1楽章/第2楽章/第3楽章
⑮グランソロ(ソル)Grand Solo Op.14(Sor)
山下和仁(ギター)
録音:1972年~1977年
※還暦を迎えた山下和仁のアーカイブシリーズがスタート。1977年、16歳で3つの国際ギターコンクール全てで史上最年少優勝し衝撃のデビューをした生きる伝説、山下和仁。それ以前、小学生の時に始まった師匠であり父親による秘蔵録音は、デビューと共にメジャーレーベルでのレコーディングが始まる1978年まで折に触れて行われていた。アルベニスのセビリアといったギター定番曲を学生時代には弾いていたことがわかる貴重な録音資料。同曲を含め本CDの最初の5曲は今まで録音物としては公表されていなかったもので、デビュー以来の山下和仁のLPおよびCD全90タイトル未収録曲である。また、本CDの最後には、14歳でのオーケストラとの初共演も収録。共演は、もう一人の師匠である小船幸次郎指揮横浜交響楽団。アンコールで演奏されたギターソロのためのグランソロも収録。16ページからなるブックレットには当時のレパートリーや経歴なども掲載。
※本CDには古いアナログテープの劣化に起因するノイズやライヴ演奏に伴う会場ノイズ等がありますが御了承ください。
「新世界より」〜ギター1本によるシンフォニー 89年ライヴ!
KYBR-2302 ¥2,700 + 税
「新世界より」全楽章〜ギター1本によるシンフォニー【山下和仁アーカイブ】
ドヴォルザーク(山下和仁編曲):
交響曲第9番ホ短調 作品95『新世界より』
第1楽章 アダージョ – アレグロ・モルト Adagio – Allegro molto
第2楽章 ラルゴ Largo
第3楽章 スケルツォ:モルト・ヴィヴァーチェ Scherzo: Molto vivace
第4楽章 アレグロ・コン・フォーコ Allegro con fuoco
山下和仁(ギター)
録音:1989年1月14日カザルスホール(ライヴ)
※還暦を迎えた山下和仁のアーカイブシリーズの第2弾。全世界で熱狂的に迎えられた山下和仁自編ギターソロによるドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」全楽章。80年代の山下和仁コンサートツアーは、Aプロ「展覧会の絵」、Bプロ「新世界より」とほぼ日替わりで全国各地および全米各地、さらには欧州やアジアでも「新世界より」全楽章の公演が行われていた。87年録音発売のアルバムは超ヒット作となり、全世界で発売され、現在でもリマスター盤CD (brinrinri:KYBR-1801)が発売中である。本CDはそれとは異なり、89年のカザルスホール特別企画「山下和仁の世界」(全7公演)の第1回公演第2部を収録した、会場の熱気をも感じられる貴重なライブ盤である。6本の弦で奏でられる山下和仁の真骨頂の交響曲を肌で感じる奇跡の名盤。
※本CDには古いアナログテープの劣化に起因するノイズやライヴ演奏に伴う会場ノイズ等がありますが御了承ください。
<アーチスト紹介> 山下和仁:
1961年長崎市に生まれ、父、山下亨に8歳よりギターを学ぶ。また作曲家の小船幸次郎に師事。15歳で全国コンクール(現:東京国際ギターコンクール)優勝のあと、1977年、16歳でラミレス、アレッサンドリア国際、パリの世界三大国際ギターコンクールに、いずれも史上最年少優勝という快挙を成し遂げた。LP.,CD合わせてこれまでに90枚のアルバムを発表。1980年発表の自身の編曲による〈展覧会の絵〉が大反響を得る。以後〈火の鳥〉〈シェエラザート〉〈新世界より〉などオーケストラ用大曲をギター用に次々アレンジ、さらに「バッハ:無伴奏ヴァイオリン、チェロ、フルート、リュート組曲BWV995-1013(5CDs)」を全て編曲。かたわら「F.ソル:ギター曲全集(16CDs)」「H.ヴィラロボス:12の練習曲と5つのエチュード」「M.カステルヌオーヴォ=テデスコ:ゴヤによる24のカプリチョス」など、ギター本来のレパートリーも名演の誉れ高く、広大なレパートリーを有する。ウィーン・ムジークフェライン大ホール、ロシア・サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー大ホール、カペラ劇場、モスクワ・ザリャジエ大コンサートホール、イタリア・テアトロオリンピコ、テアトロ・レッジョ、ニューヨーク・リンカーンセンター、シカゴ・シンフォニーセンターオーケストラホール、など世界各地でソロリサイタル。また世界各地で行われるジャンルの混交した大規模フェスティバルにも、クラシックの雄として、たびたび招待されている。L.スラトキン、R.フリューベック・デ・ブルゴスなど世界的指揮者やオーケストラとも数々共演。また、ジャズ・ギタリストのラリー・コリエル、フルートのJ.ゴールウェイ、コントラバスのゲリー・カー、東京クヮルテットなどと共演。2004年に自身の子供たちと「山下和仁ファミリーカルテット・クインテット」を結成、長女(紅弓)、次女(愛陽)とのギターデュオでも世界各地で公演。国内外の作曲家、特にアジアの作曲家たちの新作委嘱初演にも意欲的で、山下和仁のために書かれた作品は60曲を越えている。CD『黎明期の日本ギター曲集』で平成11年度文化庁芸術祭大賞を受賞。2019年サンクトペテルブルグでスタートした”Creative meeting with maestro Kazuhito Yamashita”が好評を博し、日本でも2021年には名古屋しらかわホールでも開催。2021年から2022年にかけて、同ホールに於いててしばしばリサイタルを開催し。2022年12月24-25日にはバッハの無伴奏チェロ組曲全6曲BWV1007-12を演奏した。