ファビアン・エンダース(指揮)ブルノ国立フィルのベートーヴェン第2弾は「エグモント」全曲!/他、新譜2タイトル

QUERSTANDレーベル(ドイツ)

ファビアン・エンダース(指揮)ブルノ国立フィルの
ベートーヴェン第2弾は「エグモント」全曲!
VKJK 2406
ベートーヴェン:エグモントの音楽 Op.84
①序曲
②彼は真実をもっと知っているかも知れない
③No.1 リート「太鼓が鳴ると」
④不幸だ!祖国の運命はそうではない
⑤No.2 間奏曲Ⅰ
⑥誰が敢えてするべきだろうか
⑦No.3 間奏曲Ⅱ
⑧全てを忘れないで
⑨No.4 リート「喜びに満ちては、苦しみに溢れ」
⑩黙らせて、抱き締めさせて
⑪No.5 間奏曲Ⅲ
⑫普遍の恐怖
⑬No.6 間奏曲Ⅳ
⑭腕が無い私をあなたのようにしないで
⑮No.7 クレールヒェンの死
⑯人は自分の人生を導く事が出来ると信じている
⑰No.8 メロドラマ:甘い眠り
⑱No.9 勝利のシンフォニー

ファビアン・エンダース(指揮)
ブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団
エヴェリン・ノヴァーク(ソプラノ)
クラウス・メルテンス(語り)
録音:2021年11月19日 ポツダム・平和教会にてライヴ収録、54‘29、DDD
※ファビアン・エンダース(指揮)ブルノ国立フィルのベートーヴェンは「献堂式」全曲(PROFILレーベル)が発売になっていますが、その「献堂式」と同じ日(2021年11月19日)の演奏で「エグモント」も発売になります。
「エグモント」は普段は序曲以外を耳にする機会がないが、ナレーションを入れた全曲盤は複数リリースされている。以前はゲーテのオリジナルで上演されていたようだが、今回は指揮のエンダースが台本を書いての上演である。ライヴという事もあり、テンションの高い演奏に引き込まれる仕上がりである。響きも豊かでしかも大変クリアで「エグモントの音楽」の全容を知るのに最適なアルバムである。
ファビアン・エンダースは1986年、ドイツ出身。バッハやブルックナーなどの宗教音楽や管弦楽曲で高い評価を得ている。シュトゥットガルト・フィル、ウィーン放送響、ブルノ国立フィルなどと共演している。エヴェリン・ノヴァークはクロアチア出身。ベルリン国立歌劇場のアンサンブル・メンバー。これまでに、バレンボイム、メータ、ラトル、ジョルダン他の指揮者のもとで活躍。オペラのCD・DVDにも数多く出演している。クラウス・メルテンスはバッハの歌唱の名手として知られているバス・バリトンだが、今回は、ナレーターとしての出演のみである。

※その他QUERSTANDレーベル新譜
VKJK 2507
「聴け、天使の歌を」~クリスマスのドイツ歌曲集
①ハルヴァックス:歌え、天国の聖なるコーラス
②グリーグ:クリスマスの雪Op.49-5
③トゥルンク:アドヴェントOp.61-1
④ヴァイスマン:聖ニコラウスの日
⑤ツェラー:冬の夜
⑥パルメ:聴け、天使の歌をOp.40-1
⑦シュレンドルフ:多くの光が見えるOp.11-4
⑧レーガー:クネヒト・ループレヒトOp.76-50
⑨フンパーディンク:クリスマス
⑩レーヴェ:異国の子のキリストOp.33-3
⑪トゥルンク:マリアOp.61-3
⑫レーガー:マリアの子守歌Op.76-52
⑬トゥルンク:牧歌Op.61-6
⑭ハルヴァックス:幼児に挨拶を送ろうOp.32-1
⑮ハース:感動的な音楽Op.49-3
⑯コルネリウス:シメオンOp.8-4
⑰フンパーディンク:天の縁は輝く
⑱トゥルンク:東方の三賢者Op.61-5
⑲グレーナー:ベツレヘムの歌Op.40-4
⑳コルネリウス:王Op.8-3
㉑ヴォルフ:顕現節(ゲーテ詩集 No. 19)

トビアス・ベルント(バリトン)
ミヒャエル・シュッツェ(ピアノ)
録音:2021年3月 コーセル宮殿大広間にて収録、DDD、71’39
※クリスマスの為の作品集だがよく耳にするキャロル集ではなく、ドイツ歌曲のアルバムである。このようなアルバムは過去にも、フィシャー=ディースカウやオラフ・ベーアのアルバムがリリースされていた。ベルントの声は柔らかくこれ等の曲に適しており、クリスマスでなくともドイツ歌曲のアルバムとして充分に楽しめるものとなっている。
トビアス・ベルントはドレスデン十字架合唱団でトレーニングを受けた後に、ライプチッヒでヘルマン・クリスチャン・ポルスター、マンハイムでルドルフ・ピアネーに師事。ベルリン国際歌曲コンクール、ブラームス・コンクールで優勝。ラーデマン、ヘレヴェッヘ、リリング、ラトル、ブロムシュテット等の指揮者と共演。レパートリーは幅広くバロック、古典から現代まで網羅する。オペラでは、タンホイザー、コシ・ファン・トゥッテ、リナルドなどに出演している。

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