ODRADEK RECORDSレーベル(アメリカ)
ODRADEKのメイン・アーティスト、ピサロが挑む
ベートーヴェン:4手ピアノ作品全集!
ODRCD 335
「ベートーヴェン:4手ピアノ作品全集」
ワルトシュタイン伯爵の主題による8つの変奏曲 ハ長調 WoO67
4手ピアノのためのソナタ ニ長調 Op.6
ピアノと管楽のための五重奏曲変 ホ長調 Op.16(4手ピアノ編曲)
ゲーテの「君を思う」に基づく6つの変奏曲 ニ長調 WoO74
3つの行進曲 Op.45
大フーガ 変ロ長調 Op.134
アルトゥール・ピサロ(ピアノ)
リナルド・ゾック(ピアノ)
録音:2020年9月10-13日 イタリア アブルッツォ州 モンテシルヴァーノ、78’51
※日本語オビ・解説付き
※ベートーヴェンの4手ピアノつまりピアノ連弾のための作品集は5曲が知られており、いずれもそれぞれに良い曲だが、有名曲がなく今一つ顧みられることがない。録音もあまり多くないところに、ポルトガルの名ピアニスト、アルトゥール・ピサロがイタリアのピアニスト、リナルド・ゾックと組んだCDが登場。ピサロは1990年のリーズ国際ピアノ・コンクールで優勝した名手で、今や世界中で人気のピアニスト。一方のゾックは連弾に積極的に取り組んでいる。二人は既にドヴォルザークの連弾作品集のCDを出しており(ODRCD 323)、ここでも素晴らしいコンビを見せてくれる。このCDにはベートーヴェンの4手ピアノ作品はこのCDではそこにさらにピアノと管楽のための五重奏曲変 ホ長調 Op.16の4手ピアノ用の編曲(ベートーヴェン自身による編曲ではなさそうだが)を加えて、ベートーヴェンの隠れた名曲の魅力を味わうことができる。
ミケーレ・カンパネッラのODRADEK第2弾!
「展覧会の絵」+スクリャービン:ソナタ第3番!
ODRCD 395
「夢と物語」
ムソルグスキー:「展覧会の絵」
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第3番 嬰ヘ短調 Op.23
スクリャービン:ワルツ 変イ長調 Op.38
ミケーレ・カンパネッラ(ピアノ)
録音:2018年6月 イタリア ウンブリア州 チッタ・デッラ・ピエーヴェ [63’37]
※日本語オビ・解説付き
※現代イタリアを代表するリスト弾き(巡礼の年 ODRCD391が発売中)、ミケーレ・カンパネッラがムソルグスキーの「展覧会の絵」とスクリャービンのピアノ・ソナタ第3番とワルツ 変イ長調を録音。カンパネッラといえばリストの難曲を持ち前の高度な技術で捌きつつ、そこに腕前のひけらかしを一切せず、あくまで作品本来の詩情を大切にする音楽を繰り広げるピアニスト。その姿勢は「展覧会の絵」でもまったく同じ。カンパネッラの弾く「展覧会の絵」からは繊細で孤独で感受性の強いムソルグスキーの人柄が強く伝わって来る。と同時に、20世紀来私たちがいかに「展覧会の絵」のピアノ・オリジナルですらラヴェルのオーケストラ編曲の強い影響下にあったか思い知らされるだろう。スクリャービンの2曲では、ロマン派の衣鉢を継いだ外面と近代的な内面をバランスよく仕立てている。
「愛と戦争について」
後期ロマン派~20世紀初頭のチェロ作品集
ODRCD 418
「愛と戦争について」
R.シュトラウス:明日! Op. 27-4
ドビュッシー:チェロ・ソナタ
ウェーベルン:2つの小品
ヒンデミット:3つの小品 Op.8
ウェーベルン:3つの小さな小品Op.11
フォーレ:ゆりかご Op.23-1
ウェーベルン:チェロ・ソナタ
N.ブーランジェ:つの小品
ドビュッシー:美しい夕暮れ
ベアトリス・ブランコ(チェロ)
フェデリーコ・ボスコ(ピアノ)
録音:2021年3月15-22日 イタリア アブルッツォ州 モンテシルヴァーノ [63’58]
※日本語オビ・解説付き
※「愛と戦争について」と題された、後期ロマン派から20世紀初期にかけてのチェロの音楽。
ベアトリス・ブランコはスペインのチェロ奏者。スペインで学んだ後、バーゼル音楽院でイヴァン・モニゲッティに学んでいる。柔らかく包み込むようなチェロの響きが素晴らしい。2008年からイタリアのピアニスト、フェデリーコ・ボスコと組んで精力的に演奏活動を行っている。同コンビの録音は「ショパン&フランショーム作品集(ODRCD327)」が先に発売になっている。