円熟のマクダーモットがついにシューベルトを録音!/他、新譜3タイトル

BRIDGEレーベル(アメリカ)

円熟のマクダーモットがついにシューベルトを録音!
BCD 9550(2CD、1枚価格)
シューベルト:
ピアノ・ソナタ第17番 ニ長調 D850
ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960

アン=マリー・マクダーモット(ピアノ)
録音:2021年4月20-25日 米国 ニューヨーク州 トロイ [83’03]
※アン=マリー・マクダーモットがついにシューベルトに取り組んだ。BRIDGEの看板アーティスト、アン=マリー・マクダーモット、現在モーツァルトのピアノ協奏曲集を進めているが、新録音はシューベルトのピアノ・ソナタ、しかも長大な第17番と第21番の2曲。マクダーモットは、シューベルト28歳の第17番では若々し瑞々しさを保ちつつ後期のシューベルトらしい深さを広げ、さらに31歳で亡くなる年の第21番には言いようのない孤独と悲しみが若々しさとも同居するという見事な表現を成し遂げている。これは近年出色のシューベルトのピアノ・ソナタ演奏だろう。

※その他BRIDGEレーベル新譜
BCD 9546(2CD)
ジョージ・パール(1915-2009):独奏・二重奏作品集
①無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番
②無伴奏クラリネットのための3つのソナタ
(ソナタ第1番、ソナタ第2番、ソナタ第3番)
③チェロとピアノのためのソナタ
④ダブルベースのためのモノディ第2番
⑤バスーン・ミュージック
⑥9つのバガテル
⑦ヘブライの調べ
⑧音楽の捧げもの
⑨ほとんど幻想曲のようなソナタ
⑩チェロとピアノのための抒情小品
⑪無伴奏バスーンのための3つのインヴェンション
⑫無伴奏パルティータからのサラバンド
⑬バラード

①アレクシ・ケニー(ヴァイオリン) 2017年11月20日、ニューヨーク州 ワシントンハイツ
②チャールズ・ナイディック(クラリネット) 2017年8月27日、ニューヨーク
③ジェイ・キャンベル(Vc)、コノー・ハニック(Pf) 2017年11月20日、ニューヨーク州 ワシントンハイツ
④エドウィン・バーカー(コントラバス) 2009年5月28日、ボストン
⑤スティーヴン・ディブナー(ファゴット) 2005年4月13日、ニューヨーク州 ワシントンハイツ
⑥オラシオ・グティエレス(ピアノ) 2005年3月24日、ニューヨーク州 ワシントンハイツ
⑦ジェイ・キャンベル(チェロ) 2017年12月18日、ニューヨーク州 ワシントンハイツ
⑧レオン・フライシャー(ピアノ) 2014年1月7日、フィラデルフィア
⑨チャールズ・ナイディック(Cl)、マイケル・ブラウン(Pf) 2016年5月27日、ニューヨーク
⑩ジェイ・キャンベル(Vc)、シャーリー・パール(Pf) 2017年11月20日 、ニューヨーク州 ワシントンハイツ
⑪スティーヴン・ディブナー(ファゴット) 2005年4月13日、ニューヨーク州 ワシントンハイツ
⑫カーティス・マコンバー(ヴァイオリン) 2005年4月5日、ニューヨーク州 ワシントンハイツ
⑬リチャード・グード(ピアノ) 1984年11月15日、ニューヨーク
DDD、117’45
※20世紀の米国を代表する作曲家の一人、ジョージ・パール(1915―2009)の、独奏および二重奏の器楽作品を集めている。しかもピアノのレオン・フライシャーやオラシオ・グティエレス、クラリネットのチャールズ・ナイディックといった一流奏者も加わっている。バラードは作品を献呈されたリチャード・グードの演奏(Nonesuch録音)。いずれの作品も現代的な静かな佇まいが美しい作品ばかりである。

BCD 9554
「ジョージ・ウォーカー(1922-2018):ピアノ・ソナタ全集」
ピアノ・ソナタ第1番(1953/1991)
ピアノ・ソナタ第2番(1956)
ピアノ・ソナタ第3番(1975/1996)
ピアノ・ソナタ第4番(1984)
ピアノ・ソナタ第5番(2003)

スティーヴン・ベック(ピアノ)
録音:2021年2月4,14日 米国 ニューヨーク州 マウント・ヴァーノン DDD、53’13
※ピューリッツァー音楽賞を受賞した米国の作曲家、ジョージ・ウォーカー(1922-2018)のピアノ・ソナタ全集。ウォーカー作品のCDは多いが、ピアノ・ソナタ5曲を1枚に収録したCDはこれが初めてかもしれない。1953年(1991年改訂)の第1番から2003年の第5番まで、作風はいくらか異なれど、ウォーカーのセンスの良い響きが楽しめる。
スティーヴン・ベックはニューヨークを拠点とするピアニスト。米国の現代の作曲家の作品を得意としている。

BRIDGEレーベル・カタログ