①リゲティ、クラム、サーリアホ他~現代の無伴奏チェロ作品集!②マレ、クープラン、ヴィヴァルディ他~バロックのヴィオール&チェロ作品集!

GALLOレーベル(スイス)

現代の無伴奏チェロ作品集!
GALLO 1723
「現代の無伴奏チェロ作品集」
①-⑤ジャネット・ビート(b.1937):ジョアンの為の5つのプロジェクト(世界初録音)
 ダイアローグ/バーレスクⅠ/夜想曲/
 バーレスクⅡ/常動曲
⑥ジョナサン・ハーヴェイ(1939-2012):聖歌(世界初録音)
⑦-⑨ジョージ・クラム(1929-2022):無伴奏チェロ・ソナタ
 Ⅰ.ファンタジア/Ⅱ.田園風の主題と変奏/Ⅲ.トッカータ
⑩-⑯カイヤ・サーリアホ(1952-2023):7頭の蝶たち
 蝶Ⅰ~Ⅶ
⑰⑱ジェルジュ・リゲティ(1923-2006):無伴奏チェロ・ソナタ
 Ⅰ.ディアローゴ/Ⅱ.カプリッチョ

パオラ・フレッタ(チェロ)
録音:2024年2月ローマ [47:56] ※簡易紙ケース収納
※パオラ・フレッタはジュネーヴ音楽院で学び、ヌーシャテル音楽院でディプロマを修得し、ミラノ・ヴェルディ音楽院で、ベルッフィに師事。スヴィッツェラ・イタリアーナ音楽院で、山下泰資に師事した。ソリストとして、現代作品、ピアノとのデュオ、室内楽で活躍する。ジュネーヴ交響楽団、カラブリア・フィルハーモニー管弦楽団など、オーケストラとの共演も多い。現代音楽のスペシャリストらしい、切れ味の鋭い迫力ある演奏が楽しめる。非常に豊かな響きで、最後の余韻まで鮮やかに聴こえてくる。収録された曲は全てに何某かの標題が有るので、曲の理解の一助になると思われる。

バロックのヴィオール&チェロ作品集!
GALLO 1720
「ダイアローグ」
①マラン・マレ:異国趣味の組曲 第4巻よりアラベスク
②-④ルイ・ド・ケ=デルヴロワ:ヴィオール曲集第2巻より
フィレンツェの人/イタリアの人/気まぐれ
⑤-⑧ジャン=バティスト・バリエール:チェロ・ソナタト短調
⑨⑩フランチェスコ・ジェミニアーニ:クラヴサンのための小品
 優しく/活発に
⑪-⑭フランソワ・クープラン:趣味に癒合 または新しいコンセール No. 12
 Ⅰ.先端-流れ/Ⅱ.冗談/Ⅲ.ゆっくり、そして現実的に/
 Ⅳ.優雅に、そして軽やかに
⑮-⑱アルカンジェロ・コレルリ:教会ソナタ ホ短調 Op.3-7
⑲-㉒アントニオ・ヴィヴァルディ:チェロ・ソナタト短調
㉓-㉕ジャン=バティスト・バリエール:チェロ・ソナタ変ロ長調

アンサンブル・アート・オヴ・ネイチャー:
【エスメ・デ・フリース(音楽監督、ヴィオール、チェロ)
 オレゲール・アイマミ(ヴィオール、チェロ、5弦チェロ)
 ハドリアン・ジュールダン(チェンバロ)
 セシリア・クヌッツェン(ヴィオローネ)】
録音:2024年5月スイス・サヴァニエ聖堂 ※簡易紙ケース収納
※バロックのヴィオールとチェロのための作品集で、バロック時代の空気感がいっぱいのアルバムに仕上がっている。アンサンブル・アート・オヴ・ネイチャーはエスメ・デ・フリースをリーダーとする4人組のユニット。ヴィオール・チェロ奏者2人、ヴィオローネ奏者1人、チェンバロ奏者1人で構成されている。エスメ・デ・フリースはブリュノ・コクセにバロック・チェロを、グイド・バレストラッチにヴィオラ・ダ・ガンバを師事。アムステルダム・バロック・オーケストラのメンバー。ソロから協奏曲まで多くのレパートリーで活躍中。
あまり大きくない礼拝堂での収録で、程良い残響感が古楽器演奏の良さを伝えてくれる。各パートが非常にクリアに取れているので、聴き心地がとても良い。静かに楽しみたい1枚。

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