①ルカ・ファンフォーニによるパガニーニの珍品作品集!②イタリアの演奏家たちによる明快なブラームス:ピアノ四重奏曲!

AULICUSレーベル(イタリア)

ルカ・ファンフォーニによるパガニーニの珍品作品集!
ALC 0124
「パガニーニ:ヨーロッパ未出版作品集」
①クララ・ヴィークへの前奏曲(弦楽オーケストラ版)
②祈りのためのソナタ(ヴァイオリン・パート復元版)
③魔女たち(ヴァイオリンと弦楽番)
④カンタービレ
⑤⑥ヴァイオリンとギターのためのソナタ ホ短調Op. 3-6
 1. アンダンティーノ・インノチェンテ
 2. アレグロ・ヴィーヴォ スピリトーゾ
⑦あなたはアレクサンドリア人だ(無伴奏)
⑧⑨カノンによる2つの二重奏
 1. イ長調/2. 変ロ長調
⑩首席ヴァイオリンのためのソナタ
⑪フィナーレ付きのアリア・ヴァリアータ
⑫悲しみのアダージョ(ヴァイオリン協奏曲第4番より)(ピアノ伴奏版)
⑬別れのカプリース(無伴奏)

ルカ・ファンフォーニ(ヴァイオリン)
①②アントニオ・デ・ロレンツィ(指揮)パルマオーケストラのメンバー
③レアーレ・コンチェルト・アンサンブル:
【ダニエレ・ファンフォーニ(Vn)
 アントネッラ・タネッティ(Vn)
 アルマンド・バリッリ(Va)
 マッシミリアーノ・ファンフォーニ(Vc)
④-⑥サヴェリオ・フォリアーロ(G)
⑧⑨カルロ・カンティーニ(Vn)
⑩ダニエレ・ファンフォーニ(Vn)
⑩マッシミリアーノ・ファンフォーニ(Vc)
⑫マリノ・ニコリーニ(Pf)
録音:2023年 9月21日、10月28日、11月3日サンマッジョーレ・テルメ カリアティーズの間 52’19
※パガニーニの珍しい作品集。多くの共演者と録音したCDなのでバラエティに富んだ内容となっていて大変楽しめる。共演者も含めて快活な演奏で、スッキリとした後味を残してくれる。
トラック2「祈りのためのソナタ」は、ロッシーニの「モーゼ」のメロディが出てくるが「モーゼの主題による幻想曲」とは別の曲である。
ルカ・ファンフォーニは、1964年パルマ出身。ミラノ・ヴェルディ音楽院で学ぶ。サルヴァトーレ・アッカルドに師事。1984年にパガニーニ国際コンクールで、エンリーコ・コスタ賞を受賞。パガニーニやバロック音楽を得意にしている。パガニーニを中心に、ダイナミック・レーベルから多数のCDがリリースされている。

イタリアの演奏家たちによる明快なブラームス!
ALC 0121
ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番ト短調Op. 25

ジョルジア・トマッシ(ピアノ)
ガブリエーレ・ピエラヌンツィ(ヴァイオリン)
フランチェスコ・フィオーレ(ヴィオラ)
ダニロ・スクイティエーリ(チェロ)
録音:2023年1月28日 ローマ・サピエンツァ大学 大ホール(ライヴ収録) 39’52
※先行リリースされた、ブラームスのピアノ五重奏曲(ALC 0122)と同日のコンサートの演奏である。この演奏も活気に溢れていて、当日の熱気が伝わってくる。とても明快な演奏が、若き日のブラームスを感じさせてくれている。
ピアノのトマッシは、1970年ナポリ出身。ヴェルディ音楽院、イモラ音楽院でフランコ・スカラに師事する。1992年に、ルービンシュタイン国際コンクールでグランプリを受賞した。ヴァイオリンのピエラヌンツィは、ジェノヴァのパガニーニ・コンクール、ティボール・ヴァルガ国際コンクールで優秀な成績を修めている。ヴィオラのフィオーレはサンタチェチーリア音楽院で学ぶ。アッカルド、ベルキン、ソプラノのレナータ・スコット他の多くの有名アーティストと共演している。アッカルドのカルテットのメンバーであり、またアッカルドの招きでイタリアの多くの室内オーケストラで活躍している。スクイティエーリは、カンポバッソ音楽院、サンタチェチーリア音楽院で学ぶ。イオネスク、アルドゥレスク、デメンガ等に師事。多くの国際コンクールで上位入賞を果たし、ハイドン、エルガー、ドヴォルザークの協奏曲のCDがリリースされている。

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