杉浦菜々子のフランス・アルバム第2弾!イベールの代表作「物語」、秘曲中の秘曲グロヴレーズ「心象風景の暦」を中心に巡る音楽の物語

ヴァカンス・ミュジカル(日本)

『休暇の日々』に続くフランスアルバム第2弾
イベールの代表作『物語』、秘曲中の秘曲グロヴレーズ『心象風景の暦』を中心に巡る音楽の物語
ピアノで訪れる印象の物語 杉浦菜々子(ピアノ)
VM 0007 2,750円(税込)(¥2,500+税)
「Histoires ピアノで訪れる印象の物語」
L.クープラン:プレリュード ト短調 (1:32)
グロヴレーズ :「心象風景の暦」~トリスタン・クリングゾルの詩による8つの小品
 1.マリオネット (2:57)/2.人形の子守歌 (2:38)/
 3.サラバンド (3:10)/4.猟師の歌 (1:58)/
 5.ロバ (2:14)/6.羊飼い (2:10)/7.ぶらんこの歌 (1:29)/
 8.イエスの御名による小さな連祷 (2:13)
ドビュッシー:2つのアラベスク
 第1番 (3:52)/第2番 (3:59)
メシアン:鳩~前奏曲集より (2:14)
山田耕筰:春夢 (4:42)
イベール:物語
 1.金の亀を使う女 (3:22)/2.小さな白いろば (2:09)/
 3.年老いた乞食 (2:46)/4.おてんば娘 (1:20)/
 5.悲しみの家で (1:55)/6.廃墟の宮殿 (2:15)/
 7.机の下で (2:04)/8.水晶の籠 (1:21)/
 9.水売り女 (2:34)/10.バルキス女王の行進 (1:46)
ドビュッシー:レントより遅く (4:00)
ドビュッシー:夢 (4:27)
L.クープラン:パヴァーヌ (4:47)

杉浦菜々子(ピアノ)
録音:2022年12月24日 Studio Nya(ピアノ/ヤマハC3X espressivo)【70:05】
ピアノ調律:和田武志
プロデュース:山中哲人
エンジニア:前田巳代三
※本アルバムは拙レーベル・ファーストアルバム『休暇の日々~フランスバロックからセヴラック、タイユフェールまで~』に続く、杉浦菜々子による「フランスもの」を纏めた第2弾アルバムです。バロックから近代と時代を超えて息づく「フランスの息吹」にフォーカスする点でコンセプトは共通していますが、今回は特に「物語性」を重視しました。アルバムタイトルとなっているイベールの代表作《物語》と秘曲中の秘曲であるグロヴレーズの《心象風景の暦》を中心に、L.クープラン、ドビュッシー、メシアンの小品を配置しています。山田耕筰の〈春夢〉のみ邦人作品ですが、大変幻想的で魅力があり、きっとドビュッシーやイベールも許してくれることと信じています。尚、《心象風景の暦》は湘南クラシック音楽を愛する会の藤本辰也さんの企画により、同会主催の2022年11月27日に茅ケ崎のスタジオ・ベルソーの杉浦のリサイタルで演奏され、私たちもこの時、藤本さんのご紹介でこの隠れた傑作をはじめて知りました。本アルバムはこのコンサートのプログラムを元に構成されています。藤本辰也さんにこの場を借りてお礼申し上げます。(プロデューサー後記より)

※好評発売中! 杉浦菜々子のフランス・アルバム第1弾(CD-R)
VM 0001(CD-R)2,500円(税込)
「休暇の日々」 ~フランスバロックからセヴラック·タイユフェールまで~
①L.クープラン:プレリュードハ長調
②F.クープラン:神秘のバリケード
③セヴラック:ロマンティックなワルツ~《休暇の日々から》第1集より 第7曲
④J.S.バッハ:ガヴォット変ホ長調 BWV 815a~フランス組曲第4番異稿集より
⑤セヴラック:公園でのロンド ~《休暇の日々から》第1集より第5曲
⑥ラモー:ロンド形式のミュゼット
⑦ラモー:ファンファリネット
⑧F.クープラン:ねんね、あるいはゆりかごの愛し子
⑨バルバトル:ラ・マルシェルブ
⑩バルバトル:ラ・モリッソウ
⑪セヴラック:シューマンへの祈り~《休暇の日々から》第1集より
⑫セヴラック:お祖母様が撫でてくれる~《休暇の日々から》第1集より第1曲
⑬タイユフェール:アンプロンプチュ
⑭タイユフェール:ロマンス
⑮タイユフェール:あまり速くなく
⑯タイユフェール:ワルツ・レント
⑰セヴラック:小さなお隣さんたちが訪ねてくる ~《休暇の日々から》第1集より第2曲
⑱セヴラック:教会のスイス人に扮装したトト~《休暇の日々から》第1集より第3曲
⑲セヴラック:ミミは侯爵夫人の扮装をする~《休暇の日々から》第1集より第4曲
⑳セヴラック:古いオルゴールが聞こえるとき~《休暇の日々から》第1集より第5曲
㉑L.クープラン:ブロンクロシュ氏の墓(トンボー)

杉浦菜々子(ピアノ)
録音:2021年8月28-29日ピアノサロンムー(ピアノ:スタインベルクベルリン)

杉浦菜々子 Nanako SUGIURA (ピアノ)
武蔵野音楽大学大学院博士前期課程修了。日本人作品の演奏をライフワークとし、出版における調査や資料 収集、校正、校閲に当たっている。近年は委嘱や新作の初演にも積極的に取り組んでいる。2016年よりピティナ公開録音 コンサートで「日本人作品の夕べ」シリーズとし、数多くの日本人作品を演奏、録音している。ピティナピアノ曲辞典に は演奏動画多数と曲解説が登録されている。2018年 11月に 1st アルバム「山田耕筰ピアノ作品集」をリリース(『レコー ド芸術』誌【特選盤】)。2021年 11月 2nd アルバム「休暇の日々~フランスバロックからセヴラック、タイユフェールまで」 を、2022年3月3rdアルバム「J.S.バッハ&S.L.ヴァイス リュート作品の鍵盤用トランスクリプション集」(『レコード芸術』 誌【準特選盤】)を、2022年 6月「近藤浩平 & 山田耕筰ピアノ作品集『麦草峠のギター』」を、2022年 9月「知られざる山 田耕筰のピアノ音楽」(『レコード芸術』誌【準特選盤】)をリリース。楽譜、『山田耕筰ピアノ曲拾遺』(ミューズ・プレス)の校訂・校閲を担当。全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)正会員。杉浦菜々子ピアノ教室主宰。音楽レーベルVacances Musicales(バカンス・ミュジカル)代表。
オフィシャルホームページ https://www.nanakosugiura.com/