POLYMNIEレーベル(フランス)
日本の素晴らしいヴァイオリニスト、本田早美花と郷古廉の共演!
ヴァイオリンとヴィオラのための作品集
POL 304171
「テルツェット」
~ヴァイオリンとヴィオラのための三重奏曲集
ドヴォルザーク:弦楽三重奏曲 ハ長調 Op.74
トッホ:セレナード Op.25
コダーイ:セレナード Op.12
フックス:三重奏曲第1番 Op.61-1
マルティヌー:セレナータ第2番
本田早美花(ほんださみか,ヴァイオリン)
郷古廉(ごうこすなお,ヴァイオリン)
シルヴァン・デュランテル(ヴィオラ)
録音:2018年5月 フランス オーブ県 トロワ [73’43]
※日本の素晴らしいヴァイオリニスト二人、本田早美花と郷古廉の共演!
2つのヴァイオリンとヴィオラの三重奏のための作品を集めたCD。ドヴォルザークの弦楽三重奏曲 ハ長調 Op.74は、テルツェットとも呼ばれて親しまれているこの編成の代表的作品。エルンスト・トッホ、ゾルターン・コダーイ、ロベルト・フックス、ボフスラフ・マルティヌー、いずれの作品も実に素敵なものばかりだ。
ヴァイオリン2人は日本人。本田早美花は1984年、高知県高知市の生まれ。幼い頃英国で育ち、一時帰国の後、10歳で再渡英、本格的にヴァイオリンを学ぶ。2000年にパリに移り、パリ地方音楽院、パリ国立高等音楽院で学ぶ。以来パリを拠点に国際的に活躍している。郷古廉は1993年、宮城県多賀城市の生まれ。2007年にデビュー。2013年、スイスで開催されたティボール・ヴァルガ・シオン・ヴァレ国際ヴァイオリン・コンクールで第1位。同年には初CDを録音。ソリストとして広く活躍する一方、2023年4月にはNHK交響楽団のゲスト・コンサートマスターに就任。この二人の共演というだけでも注目すべきCDだ。
※その他POLYMNIEレーベル新譜
POL 138170
「リュール=ドルゴルキー(b.1975):ピアノ作品集Vol.11」
タランテル LWV161/4つの前奏曲 LWV163/間奏曲 LWV165/愛の激情 LWV166/
悲哀 LWV167/もっと光を LWV177/2つの情緒のある風景 LWV179/
B.R.のポルカ LWV180/演奏用練習曲 LWV181/楽興の時 LWV183/
ヴァルス LWV186/バラード第9番 LWV187/ヴァルス=マズルカ LWV190/
ソナタ第7番 LWV191/ヴァルス=マズルカ LWV192
アンゲラン=フリードリシュ・リュール=ドルゴルキー(ピアノ)
録音:2021年5月 フランス オーブ県 トロワ [64’29]
※POLYMNIEの看板ピアニスト、アンゲラン=フリードリシュ・リュール=ドルゴルキーの自作自演集のなんと第11集。アンゲラン=フリードリシュ・リュール=ドルゴルキーは1975年、パリの生まれ。ピアニストとして活躍する一方で作曲活動にも精力的で、とりわけ20世紀初頭くらいまでのピアニストの伝統を受け継いだ、リサイタルで自分で弾くピアノ小品を数多く書いている。作風はまさにロマンティック・ヴィルトゥオーソ・ピアニストの小品といったものばかりで楽しめる。ちなみにリュール=ドルゴルキーは彼のピアノ曲全作品をCDにするつもりだという。